最後の歓呼

【2009年10月01日 から 10月12日(月) まで 】

『最後の歓呼』The Last Hurrah 1958/U.S.A./121分/白黒

監督ジョン・フォード
原作 エドウィン・オコナー
脚本フランク・S・ニュージェント
撮影チャールズ・ロートンJr
出演スペンサー・トレイシー(市長スケフィントン)、ジェフリー・ハンター(アダム)
ダイアン・フォスター、ベイジル・ラズボーン(銀行家カス)、
ジョン・キャラダイン(新聞経営者フォース)、ドナルド.クリスプ(枢機卿)
ウォレス・フォード、ジェーン・ダーウェル

ニュー・イングランド州のある都市。現市長のスケフィントンは再選をめざして立候補。
年老いたが闘志満々、対立候補は若い退役軍人マクラウスキーだ。
スケフィントンの強引な政治力を快からず思っている者も少くない。
銀行家のカス、新聞経営者のフォースなどが反対派の代表人物でだ。
幼なじみの親友である枢機卿さえ、彼の勝つためのやり方には批判的だった。
そんな中で、スケフィントンの甥っ子でフォースの所のスポーツ記者を勤めるアダムは、
伯父の人間性に惹かれて彼の選挙戦に協力する。対立候補マクラウスキーはテレビを使っての派手な選挙戦を展開。
スケフィントンもまた、夫を亡くした妻の家へ行って盛大な葬式を営んでやったりの強引な戦法で対抗する。
開票日。誰もがスケフィントンの勝利を信じて疑わなかった。しかし開票が進むにつれて、遂にスケフィントンの敗北が決定する。
テレビ・カメラの前に立ったスケフィントンに記者が今後の身のふり方を聞くとスケフィントンは「知事選挙に立候補する」と云ってのけ、マクラウスキーの当選パレードの楽隊の音がひびく中を1人、自宅へ帰っていくが…。

庶民の支持は受けるが町の実力者からは疎まれるスケフィントン市長が再選をかけて立候補…
名優トレイシーを久々に主役にした不屈の老人選挙ドラマ!
エドウィン・オコナーのベスト・セラー小説を映画化。
スペンサー・トレイシーとフォードは1930年の『河上の別荘』以来だったが、トレイシーは『河上の別荘』が主演デビュー作。
以後30年代にはMGMのスターとなり、20年代はフリッツ・ラングの『激怒』や西部劇『北西への道』などもあるが、
40年代にはキャサリン・ヘップバーンとのコンビでラブ・コメディで知られるようにもなった。
この前にヘミングウェイの『老人と海』の映画化がるが本作は最後の代表作。

フォードはスレイシーの演技を高く評価し「”敗北の中の栄光”? その通りだ。
私がこの作品を大好きなのだ。キャラクターのいい勉強になったよ。
スペンサー・トレイシーという俳優も、一緒に仕事をする上で、実に見上げた男だった」と言っている。
脇役にもジョン・キャラダイン、ドナルド.クリスプ、ウォレス・フォード、ジェーン・ダーウェルなどお気に入りの名優がそろい、
若き新聞記者は『捜索者』でも使ったジェフリー・ハンター。
日本で公開されているが、その後ソフトの発売もなかった貴重な作品だ。
上映:16mmプリント/日本語字幕投影

上映時間は別ページ「映画監督ジョン・フォード」をご覧下さい


下記HPより予告編がご覧になれます

ホームページ

http://www.spike.com/video/last-hurrah-trailer/2673483
ホームニューススケジュールアクセスシネマテーク