【2008年09月13日
から
9月26日(金)
まで
】
中国インディペンデント映画祭
イン・リャン、ガン・シャオアル、チャオ・イェらジャ・ジャンクーに続く最新の中国インディペンデント映画を一挙上映!
大阪では山形国際ドキュメンタリー映画祭の「アジア千波万波」からの中国ドキュメンタリーも同時上映!
北京オリンピック後の中国が注目されるが、現在これらの作品は中国国内では上映禁止の作品ばかり。
デジタルカメラの普及の波は確実に中国でも映画のありかたを大きく変革しつつある。ジャ・ジャンクーの出現以後、北京だけではなく辺境からも新たな才能が続々と登場し、未だ見ぬ中国の映画世界は拡がりを見せつつある。低予算で撮影されながらも世界各国の映画祭に出品される最新の中国のインディペンデント映画を特集。《アーバン・ジェネレーション/都会派世代》《第七世代》とも呼ばれる第六世代以後の新中国映画の現状が明らかになる。
【中国の検閲制度について】
中国では映画は政治宣伝の道具である側面もあるため、国家広播電影で電視総局が映画を管理している。
劇場公開されるすべての映画は検閲を通さねばならず、政府を批判するものや暴力・性表現を含んだ作品以外にも宗教を扱ったものや、最終的に犯罪者が逮捕されないもの、内容が暗すぎるものなどが認められない傾向にある。
本映画祭の上映作品は、どれも検閲を通していない作品であり、したがって中国では劇場公開できない作品である。しかし、始めから検閲を通さない意図で作られたこれらの作品には、中国に暮らすさまざまな庶民の生活や想い・願いが投影されており、全ての作品・全ての監督が海外から注目を浴びている。
『あひるを背負った少年』
| 背鴨子的男孩 Taking Father Home 2005/100min(english-subtitles) |
| 監督・応亮(イン・リャン) |
| 製作・ペン・シャン |
17歳の少年・徐雲は、6年も行方知れずの父親を探すため、金銭の代わりに2羽のアヒルを背負って農村から町へと出ていく。途中知り合ったヤクザや警察官の世話になり、なんとか父親の居所を見つけ出すのだが・・・。
今最も期待される若手監督・応亮の、衝撃のデビュー作。 (素材協力:東京フィルメックス)
『アザーハーフ』
| 另一半/THE OTHER HALF 2006/111min(english-subtitles) |
| 監督・応亮(イン・リャン) |
| 製作・ペン・シャン |
弁護士事務所で書記係として働き始めた小芬は、そこで町の人々の様々な相談事を聞いては記録に留めている。そんな彼女もまた、だらしない恋人に不安を感じていた。ある日、町で殺人事件が起こり、時を同じくして恋人が失踪してしまう。 (素材協力:東京フィルメックス)
応亮(イン・リャン)は1977年上海生まれ。北京師範大学芸術科で映画を学び、その後重慶大学で映画監督を専攻。本作品は初の長編映画で、2005年東京フィルメックスで審査員特別賞を獲ったのをはじめ、ロサンゼルス国際映画祭グランプリ、香港国際映画祭デジタル部門最優秀作品賞、シンガポール国際映画祭批評家連盟賞などを受賞した。数十の映画祭に参加している。最新作がすでに完成している。
『山清水秀〜息子』
| 山清水秀/THE ONLY SONS 2002/102min |
| 監監督:甘小二(ガン・シャオアル) |
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広東省の農村で暮らす阿水には、妊娠中の妻と親代わりに育ててきた弟と妹がいた。その弟が強盗事件を起こして捕まってしまう。このままでは死刑は確実だが、2万元あれば何とか話がつくという。阿水は弟を救うために、生まれてくる子供を売ろうと考えるのだが……。
『塵より出づる』
| 挙自塵土/RAISED FROM DUST 2007/102min(english-subtitles) |
| 監督:甘小二(ガン・シャオアル) |
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敬虔なクリスチャンの小麗は、肺を患って入院している夫の看病をしながら、9歳の娘を育てている。しかし高い入院費は払えず、病院からは退院を求めらている。一方、学校からも学費の督促を受け、次第に追い詰められてゆく……。
監督:甘小二(ガン・シャオアル)は1970年河南省生まれ。大学を卒業した後、北京電影学院で修士課程を修了。現在は華南師範大学で教員を勤めながら第七封印電影作業坊を立ち上げ、映画を制作している。本作品は2003年バンクーバー国際映画祭で審査員特別賞を受賞したほか、ロッテルダム国際映画祭、釜山国際映画祭、台北映画祭などに出品された。
『草芥(そうかい)』
| 草芥/WEED 2006/99min |
| 監督:王笠人(ワン・リーレン) |
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引越屋で働くさえない男のマーイーは、ある日娼婦のフーディエに一目惚れする。二人は次第に打ち解け、親戚に紹介するまでになるのだが、彼女の夫の出現によって淡い夢は打ち砕かれ……。
社会の底辺で生きる者たちの鬱屈した世界観が巧みに描かれている。主演はロック歌手で作家の麦子。
王笠人(ワン・リーレン)は
1970年福建省生まれ。北京信息工程学院、北京電影学院、北京大学で学ぶ。2006年にロッテルダム国際映画祭よりHBF基金を受けて、『草芥』を制作。2007年ロッテルダム国際映画祭、シンガポール亜裔首作電影節に参加したほか、第4回中国独立影像年度展では最優秀新人賞を受賞した。
『馬烏甲(マー・ウージャ)』
| 馬烏甲/MA WU JIA 2006/95min(english-subtitles) |
| 監督:趙曄(ヂャオ・イエ) |
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中学生の馬烏甲は、教師の母親と病気の幼い弟の3人暮らし。素直な彼は、理不尽な母親の要求も、弟への輸血も当然のように受け入れてきた。しかし、クラスの女の子に恋をした時から、彼は自分の境遇を疎み始める。
趙曄(ヂャオ・イエ)は1979年北京生まれ。北京電影学院アニメーション学科卒業。アニメーション作品『采薇』では数多くの賞を受賞している。本作品は第4回中国独立影像年度展でグランプリを受賞。また2007年香港国際映画祭、バンクーバー国際映画祭、ロンドン国際映画祭、シネマ・デジタル・ソウル、大阪アジアン映画祭などに出品された。
『高三』
| 高三/SENIOR YEAR 2005/95min(english-subtitles) |
| 監督:周浩(ジョウ・ハオ) |
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福建省にあるごく普通の高校で、受験勉強に取り組む3年生のあるクラスを1年かけて追ったドキュメンタリー。熱血教師の指導のもとで懸命に勉強に励む生徒たちの姿から、一人っ子政策の歪み、貧富の格差、ネット中毒などといった現代中国の問題点が垣間見られる。
周浩(ジョウ・ハオ)は1968年重慶生まれ。かつてカメラマンとして新華社や南方週末などで働いた経験を持つ。2001年からドキュメンタリーを制作し始め、2003年の『厚街』で注目される。本作品は2006年香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞したほか、台湾ドキュメンタリー映画祭、シカゴ国際ドキュメンタリー映画祭などにも出品された。
『最後の木こりたち』
| 木帮/TIMBER GANG 2007/90min(english-subtitles) |
| 監督:于広義(ユー・グァンイー) |
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黒龍江省の山岳地帯で、冬山にこもって材木を伐採する男たちの姿を撮ったドキュメンタリー。極寒の中での仕事はあまりに過酷で、馬は次々と倒れていく。そんな環境で力強く生きる男たちを捉えた迫力ある映像は、淡々としながらも観るものを圧倒する。 (素材協力:東京フィルメックス)
于広義(ユー・グァンイー)は1961年黒龍江省生まれ。中国美術学院を卒業し、版画家として活動。2004年からカメラを持ち、ドキュメンタリー映画を撮り始める。本作品は処女作ながら、2007年シネマ・デジタル・ソウルでグランプリを獲ったほか、東京フィルメックス、アムステルダムドキュメンタリー映画祭などにも参加した。新作の『小李子』は中国紀録片交流週で大賞を受賞している。
YIDFF「アジア千波万波」1
| 『姉貴』Sister 2007/151min(english-subtitles) |
| 監督:胡新宇(フー・シンユィ) |
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暴力的な夫と別れ、アメリカへ渡り再婚した監督の姉。娘も同居することになり、母娘、家族に亀裂が入る。なぜか一緒に住んでいる監督がコミカルに介入する。
YIDFF「アジア千波万波」2
| 『夢遊』Dream Walking 2005/86min(english-subtitles) |
| 監督:黄文海(ホァン・ウェンハイ) |
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自称有名芸術家4人のある夏の生活。逆立ち生態美術家、教師あるいは画家、詩人、彼らを撮影する男。人生とアートを彷徨い、横断するモノクロのリズムに身を任せて。カルに介入する。
YIDFF「アジア千波万波」3
| 『風経』Blossoming in the Wind 2004/60min(english-subtitles) |
| 監督:孫悦凌(スン・ユエリン) |
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自チベット仏教の若い活仏と弟子、そして監督が雪の聖山を巡る至福の旅。動物も人間も天真爛漫。
YIDFF「アジア千波万波」4
| 『一緒の時』Wellspring 在一起的時光 2002/49min(english-subtitles) |
| 監督:沙青(シャー・チン) |
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農村の一家で、脳性麻痺の少年を父親がひざに乗せ抱きかかえる。しゃべれない少年でも、父の言葉に足を動かし返事して会話が進む。ひとり働き手の母親は遠くの病院にいるが、手術の費用がなく少年は衰弱していく。なすすべもなく見守る家族や村の人。丁寧に撮影されたひとつひとつの映像と、感情に抑制をきかせた編集が、写っている事実以上に多くのことを伝え、涙を誘う。
| 『陳炉(チェンルー)』Chen Lu 2004/29min(english-subtitles) |
| 監督:林鑫(リン・シン) |
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中国、陶器の街・陳炉。街について語る人々の表情、街の風景と陶器の美をスタイリッシュに描く映像美。
スケジュール
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14:00〜 |
16:00〜 |
18:00〜 |
20:00〜 |
| 9/13(土) |
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あひるを背負った少年 |
アザーハーフ |
高三 |
最後の木こりたち |
| 9/14(日) |
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15:00〜山清水秀〜息子 |
17:00〜塵より出づる |
19:00〜草芥 |
21:00〜馬烏甲 |
| 9/15(祝) |
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最後の木こりたち |
草芥 |
高三 |
山清水秀〜息子 |
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19:00〜 |
21:00〜 |
| 9/16(火) |
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あひるを背負った少年 |
アザーハーフ |
| 9/17(水) |
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高三 |
最後の木こりたち |
| 9/18(木) |
|
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----------- |
山清水秀〜息子 |
塵より出づる |
| 9/19(金) |
|
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----------- |
草芥 |
馬烏甲 |
|
|
14:00〜 |
17:00〜 |
19:00〜 |
21:00〜 |
| 9/20(土) |
|
姉貴 |
夢遊 |
アザーハーフ |
山清水秀〜息子 |
|
|
15:00〜 |
16:30〜 |
19:00〜 |
21:00〜 |
| 9/21(日) |
|
風経 |
一緒の時+陳炉 |
塵より出づる |
あひるを背負った少年 |
|
|
|
17:30 |
19:00 |
21:00 |
| 9/22(月) |
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|
一緒の時+陳炉 |
馬烏甲 |
高三 |
|
13:00 |
14:30 |
16:00 |
19:00 |
21:00 |
| 9/23(祝) |
風経 |
夢遊 |
姉貴 |
最後の木こりたち |
草芥 |
|
|
|
|
19:00〜 |
21:00〜 |
| 9/24(水) |
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----------- |
----------- |
あひるを背負った少年 |
山清水秀〜息子 |
| 9/25(木) |
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アザーハーフ |
高三 |
| 9/26(金) |
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塵より出づる |
馬烏甲 |
赤字部分の情報はPLANETスケジュール&中国映画祭チラシの表記に間違いがございましたのでご注意ください。
料金
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一般1プロ |
1500円 |
会員/学生1プロ |
1200円 |
会員/学生2プロ |
2000円 |
会員フリー・パス券(10000円)予約はメールにて(携帯写真を添付ください)
件名には必ず「中国フリー」と明記ください。
メール先:
cinema-planet1@y2.dion.ne.jp
ホームページ
http://cifft.net/