【2008年09月07日
から
10月 5日(日)
まで
】
『背骨のパトス』2008年/日本/カラー/DV/4:3/60分
7月、大好評に上映を終えた『背骨のパトス』
初日から毎日、一日も欠かさず舞台挨拶された松岡奈緒美さん、「見てほしい」という心意気が伝わります。作品を作ってそれを上映するということはこういったことなのです。自らの流産と祖母の死という深い悲しみと苦悩から産まれた第一作目の『花の鼓』そして5年を経て完成したのが『背骨のパトス』です。幾つかの波を越えて生きる一人の女性の姿が映し出されます。
一人の女性の平凡な日常に隠れた強さ。これは誰もが持ちうるものであり、持つべきものです。
女性本来の強さが伝わる作品です。
ここから映画は始まる。
というわけで毎週日曜日の昼間のアンコール上映が決定しました。
| 監督・撮影・編集 | 松岡奈緒美 |
| 音楽 | 松岡ゆりな、滝田信二、山本祐希、
西角秀紀、Soul Decoration |
| 録音 | 福田聖美 |
| 題字 | 今木菜津子 |
| 編集協力 | 豊嶋宏和 としおかたかお |
| 撮影協力 | 谷山星雄 |
海外の映画祭でも受賞した『花の鼓』から5年。前作での苦難を越え、妻として母として、女として作者=松岡はよりおおらかに成長した証がこの作品に結実した。
在日であり夫の帰化、そして第二子の出産をクライマックスに「私=松岡」は優しい視線で日常にちりばめられた生を捉えてゆく。
━私はこれからも、“生み”続ける━
流産を経て、一児の母になった「私」は、24時間子育てにつとめながら、ふと思う。
「私がこの世に生まれてきた意味は何なのだろう?」
女である私が語る光と闇。妻である私が見つめる夫の失職と帰化。母である私が挑む助産院での出産。主婦であり、母でありながら映像作家として活動を続ける松岡奈緒美の新たな人生の日記。
※ 「パトス」とはギリシャ語で「感情的・熱情的な精神」という意味で「ロゴス・エートス=論理」と対立する。
「松岡奈緒美という命は剥き出しの"生"を掌でつつみ込むようにして映画を紡ぐ人だ。」河瀬直美(映画作家)
「幸福を描きながら「幸福に困惑」しているのだなあ、そう思った。松岡さんのドキュメンタリーを観るたびに、いつか彼女のような「女」が主人公の小説を書きたい、と思います。」狗飼恭子(作家)
《同時上映》『花の鼓』2003年/日本/カラー/DV/スタンダード/48分
松岡奈緒美のドキュメンタリー第一作。自らの流産、そして夫の祖母の死という内と外の二つの命の死をきっかけに「生」の意味を問い始める作者。バンコック国際映画祭ドキュメンタリー映画祭、台湾国際ドキュイメンタリー映画祭でも受賞。
松岡奈緒美(監督)プロフィール
大阪芸術大学出身。山下敦弘(『天然コケッコー』、柴田剛(『おそいひと』)らと同期で、在学中には短編劇映画を数本監督。在学中より河瀬直美監督の『萠の朱雀』に参加、『火垂(ほたる)』では助監督と音楽を担当。映像作家・谷山星雄との結婚を経て、03年には初のドキュメンタリー作品『花の鼓』を完成させた。『花の鼓』はタイのバンコック国際映画祭の短編ドキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞。台湾国際ドキュメンタリー映画祭でも受賞し、ヨーロッパでもっとも重要なドキュメンタリー映画祭、スイス・ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭でも上映された。
以下写真は、7月上映時。左より1.挨拶する松岡さん、2.初日の親子上映の様子。PLANET+1が子供たちでいっぱいになった!!
そして、3.助産婦さんやお母さんたちとの輪になってのトーク
4.中日の松岡ゆりなさんのライブの様子です。
スケジュール
|
13:00〜 |
| 9/7(日) |
花の鼓+背骨のパトス |
9/14(日) |
花の鼓+背骨のパトス |
9/21(日) |
花の鼓+背骨のパトス |
9/28(日) |
花の鼓+背骨のパトス |
10/5(日) |
花の鼓+背骨のパトス |
毎週日曜日の上映です。
料金
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背骨のパトス |
| 一般 |
1200円 |
| 学生/会員/妊婦さん |
1000円 |
ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~buvieart/