真利子哲也特集

【2010年02月27日 から 3月 5日(金) まで 】

真利子哲也特集

真利子哲也(まりこてつや)監督プロフィール

1981年東京生まれ。法政大学在学中から8mmを愛好し、個人映画に感銘を受けつつ映画制作を開始。
2003年に『極東のマンション』で13の映画祭から招待され、ゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリをはじめ、7映画祭で受賞したことで一躍注目を浴びる。
翌年に発表した短編『マリコ三十騎』では、世界で最も歴史のあるオーバーハウゼン国際短篇映画祭・映画祭賞を受賞、ロッテルダム映画祭など18の映画祭から招待され、
2年連続となるゆうばり映画祭を含む9映画祭で賞を獲得して国内外から高い評価を受ける。
その後、冨永昌敬・松尾スズキ・小林政広などの監督作品にメイキング・ディレクターとして参加。
また2007年に東京藝術大学大学院映像研究科に入学して黒沢清監督に師事、
2009年に修了作品として監督した初の長編映画『イエローキッド』が、バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、香港国際映画祭に招待された。



「極東のマンション」2003/8mm→DV/ 32分

監督・撮影真利子哲也

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2004 オフシアター部門グランプリ
プチョン国際ファンタスティック映画祭2004(韓国)招待

東京のマンション住まいの自閉症気味の作者・真利子哲也。日々悶々としているが、突然カンボジアへと旅立った。大自然の中全裸で木に登り、街いきなりを走ったり、母親にはあざ笑われながらも悪戦苦闘の自問の旅がはじまる…

イメージ・フォーラムの若手作家として頭角を現した真利子哲也の名前を知らしめた記念すべき傑作。自らの肉体を酷使、カンボジアロケまである。8ミリで撮影し、仕上はデジタルで完成。初期真利子作品の名傍役お母さんが素敵なスパイスになっている。またゆうばり国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞後、世界の映画祭でも上映された。


「マリコ三十騎」2004/8mm→DV/ 24分

監督・撮影真利子哲也

オーバーハウゼン国際短篇映画祭2005 (ドイツ) オーバーハウゼン映画祭賞
ロッテルダム国際映画祭2006(オランダ)招待
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2005 オフシアター部門グランプリ


大学の卒業を控えた真利子哲也。大学には新しい学生会館がそびえ、古い学生のたまり場だった旧学生会館が取り壊されようとしていた。一方、卒業論文の面接で教授から自分の名前「マリコ」の一族が海賊だったと聞かされ、妄想は爆発する。

前作に続き、自らが前面に出たパーソナル・ドキュメンタリー。自らが祖先とその一族も演じ、時間は過去まで遡る。ドイツのオーバーハウゼン国際短編映画祭でも受賞。以後前作以上に世界の映画祭で絶賛された特異な傑作。


「マスチフ」2006/DV/ 21分

監督・撮影真利子哲也

ある少女の部屋…。次々と訪ねて来る男達は彼女に何を求めるのか。定点観測しているかのような隠しカメラが捉えた衝撃の映像。

しまだゆきやすがプロデュースする映画祭「背徳映画祭」は新人を含め「自主映画」の監督たちが「背徳」というテーマで新作を撮りおろすという企画。これまで村上賢司やいまおか・しんじも参加した。今回真利子監督は女の子を主人公に、彼女に迫る危険な臭いを、ビデオならではの定点観測の手法で描いた。衝撃的なラストは見もの。


「ニコラの橋」2007/16mm/ 30分

監督真利子哲也
製作・脚本原尭志
撮影八尋宗一朗
出演内木英二、重廣礼香、綿引慎也、磯秀明、杉山彦々

(C) 東京藝術大学大学院映像研究科
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2008フォーラム部門招待

東京近郊に住む倉沢俊夫は、テレビ番組のドキュメンタリー企画に大家族の父親役として出演することで生計を立て、本当の家族を養っていた。
そんなある日、俊夫のもとに長らく行方不明だった友人・久松が死んだとの報せが入る。
60年代後半に久松と共に学生運動に身を投じていた俊夫は、旧友藤崎とともに久松の死を弔いに向かうが……。


東京藝大大学院課題として製作し『イエロー・キッド』の原尭志とコンビで完成させた。これまでの一人自主制作とは方向を変えた最初の作品。…

スケジュール




21:00〜
2/27(土) 極東のマンション+マリコ三十騎
2/28(日) マスチフ+ニコラの橋
3/1(月) 極東のマンション+マリコ三十騎
3/2(火) マスチフ+ニコラの橋
3/3(水) 極東のマンション+マリコ三十騎
3/4(木) マスチフ+ニコラの橋
3/5(金) 極東のマンション+マリコ三十騎

料金

真利子哲也特集
一般1回券 1200円
会員/学生1回券 1000円
会員/学生2回券 1500円
ホームニューススケジュールアクセスシネマテーク